簡易書留速達の送り方・出し方を伝授|気になる料金や書留の種類も合わせて解説

簡易書留を速達で出したいんだけど送り方はどうすればいいんだろう」とやきもきした気持ちになっていませんか。

この記事では簡易書留を速達で出す時の送り方や料金、書留の種類まで詳しく解説しています。

最後まで読んでもらえれば簡易書留を速達で出すのに困ることはなくなるでしょう。

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簡易書留速達の送り方・出し方

簡易書留の速達を送る方法

書留や速達というと何か特別な送り方をするんじゃないか、と考えている方もいるでしょう。普段あまり出す機会がないのですから仕方がないと言えます。

書留や速達といっても、その出し方は特別でもなんでもないことをこれからステップバイステップでお話ししていきます。

しっかりついてきていただければ書留の送り方、出し方について困ることはなくなるでしょう。たった2ステップですので難なくマスターできるはずです。

ステップ1:封筒は普通の郵便と同じでOK

あなたは「簡易書留って、封筒は専用のものがあるのかな?」という疑問をお持ちかもしれませんが、簡易書留には専用の封筒はありません。

コンビニや100円ショップで売っている封筒でOKです。極端な話、家に余っている封筒でも、使い古しの封筒でも問題ありません。

なぜなら、書留は普通の郵便に付けるオプションサービスだからです。

例えていえば、自動車にカーナビを付けるようなものです。目的地まで道に迷わずにスムーズに運転するためにカーナビを付けるように、普通の郵便を『確実に』『早く』相手に届けるために簡易書留や速達を使う、ということです。

表(おもて)面には宛先の住所と名前を書く

まず封筒を用意しましたか。茶封筒でも白い封筒でもいいです。用意した封筒のおもて面には、手紙を出すときと同じように送る相手の住所と名前を書きましょう。タテ書きでもヨコ書きでも書きやすい方でいいです。

ちなみに、郵便番号も忘れずに書いておきましょう。書留は郵便局に持っていく必要があるのですが(後述)、郵便番号が空白だと記入を求められることもあります。

郵便局の窓口でオロオロするのもみっともないですから、あらかじめキチンと書いておきましょう。

相手の住所から郵便番号を調べる時は次の日本郵便の公式サイトを使いましょう。早くて便利です。

朱書きで『簡易書留』と書いておいてもOK

簡易書留の場合、封筒のおもて面の下の方に『簡易書留』と赤い字で書いておくほうがいいのですが、これは書かなくても郵便局の窓口で局員さんが『簡易書留』の判を押してくれますので、忘れてしまってもそんなに大きな支障はありません。

速達については、日本郵便の公式サイトの説明によると、タテの封筒は右上、ヨコの封筒は右端に赤い線を引けばOKとなっています。ただ、分かるように引く必要がありますので、太めのマジックを使うのが良さそうです。

どちらも書かなくても窓口で「簡易書留を速達で」と告げればその場で局員さんが対応してくれるでしょうが、できれば書いておく方が局員さんの手間が省けますのでスピーディでしょう。

裏面には差出人の住所氏名を書く

裏面には差出人であるあなたの住所氏名を書きます。

昨今は個人情報の流出の懸念からか、書かない人もいるようですが、書留や速達の場合は、受け取った相手が「誰からだろう?」という一瞬の不安を抱いてしまいますので、きっちりと書いておきましょう。

中身を封入

封筒の準備ができたら、中身を封入しましょう。書留は基本的に財産的価値のあるもの(有価証券やギフト券など)や重要な書面(願書や履歴書、印鑑証明書など)を送ることが多いでしょう。

郵送の途中で濡れたり破れたりするのが心配だ、という方は小さめの封筒やビニールに入れてから封入してもいいでしょう。むしろその方が相手に親切かもしれません。

ただその場合は重さに注意しましょう。料金が上がる可能性があります。詳しくは後述しますが、郵便料金は『重さ』と『大きさ』で決まってくるからです。

そして、封をする際はセロテープではなくしっかりのり付けしましょう。この点は特に決まりがあるわけではありませんが、以下の点でのり付けの方が安心です。

  • 郵送中にはがれてしまうリスクがある
  • 見た目が良くない
  • のりより重いので場合によっては郵便料金が高くなる

大切なものを送るのですから、封にも気を使う方がいいでしょう。

ステップ2:郵便局へ

郵送物の準備ができたら、郵便局へ持っていきます。書留は郵便局でしか出せない決まりがあるからです。

少し手間ですが、大切な郵便物が行方不明になってしまった時の手間を考えたらはるかに小さいです。面倒がらずに動きましょう。

基本的にこのステップは、郵便局に行く手間以外は拍子抜けするくらいあっさり終わります。

書留・特定記録郵便物等差出票』を記入

郵便局に行くと、『書留・特定記録郵便物等差出票』というハガキの半分くらいのサイズの用紙が置いてあります。2枚つづりの複写紙です。これに必要事項を書き入れましょう。

ちなみに差出票は無料ですので安心して下さい。書き入れることは次の2点です。

  1. 差出人(あなた)の住所と名前
  2. 送り先人の名前

用紙の上に『ご依頼主のご住所・お名前』という欄があるのでここに(1)を書き入れます。その左下の方に『お届け先のお名前』とあるのでここに(2)を書き入れます。ちなみに、ボールペンもおいてありますので心配はいりません。

用紙にはその他にも欄がありますがそこは何も書く必要はありません。差出票の記入はこれで終わりです。ものの30秒~1分で終わります。

窓口の局員さんに渡す

差出票の記入をサクッと終わらせたら、郵送物と一緒に窓口にいる局員さんに差し出します。

簡易書留を速達で」とはっきり告げましょう。郵便番号の記入モレなどがなければそのまま局員さんが郵送物の重さを量って「○○円です」と料金を伝えてくれます。

料金を払う

料金の支払いは現金が一番早いですが、切手での支払いもできます。その場合はかかる金額以内で収めるようにしましょう。

オーバーした分のおつりが出ないからです。例えば料金の総額が720円だとしたら、650円を切手で、残りの70円を現金で払うというイメージです。

余ったハガキを切手に変えても支払いができます

書留なんてめったに出さないしあんまりお金使いたくないな」という方もいるでしょう。

そんな方向けに、裏技というか節約術を一つお教えします。もしご家庭に余った年賀はがきや書き間違えたはがきがあれば、手数料がかかりますがそれらは切手に交換できます。

例えば62円の年賀はがきが10枚余っている場合は、1枚当たり5円の手数料を引かれて『57×10=570円』の切手に変えられるということです。

タイミングよく余ったはがきがあるかはともかく、一つの節約術として覚えておいて損はないでしょう。

気になる方は日本郵便の公式サイトのリンクをご参照ください。

受領書を受け取って終了

料金を払ったら、局員さんが差出票に何やら書き込んで、用紙の二枚目の複写になっている部分をピリッと切り離してあなたに渡してくれます。それを受け取って終了です。郵便局がすいていれば5分もかからないでしょう。

ちなみに、局員さんから手渡された控えは、書面のタイトルが『書留・特定記録郵便物等受領証』に変わっているはずです。これは日本郵便が「確かに受け取りました」という証明です。

用紙を見ると、以下の二点が書き込んであるはずです。

  1. お問い合わせ番号』の欄に11~13ケタの数字
  2. 摘要欄(とは限りませんが)にあなたが支払った金額

(1)はあなたが出した簡易書留がきちんと相手に届いたかを確認するために必要な番号です。確認するのは日本郵便のサイトで簡単にできます。詳しくは後ほどお話しします。

(2)はまさしく領収書的な意味合いです。別にレシートをくれる局もありますがそこはまちまちです。

夜間や土日に出す場合はこうしよう

急いで相手に届けたいから簡易書留を速達で出したいけど、今日は日曜日。

郵便局はやってないか、一日ロスになっちゃうな」とやきもきしてしまうかもしれませんが安心して下さい。『ゆうゆう窓口』なら土日祝日でも夜間でも受け付けてくれます。

ゆうゆう窓口とは平たく言うと「郵便局の時間外受付窓口」です。対応してくれるのは郵便に関することです。例えば今回のテーマである書留や速達、大きめの荷物の受付(ゆうパック)、切手や収入印紙などを買うこともできます。

ただ、営業時間は地域によりまちまちです。朝7時から夜9時までの時間帯が多いですが、朝8時から夜10時までなど、多少前後するところもあります。

一部大都市では24時間のところもあります(東京の品川局や新宿局、新大阪局や名古屋中局など)。

局員さんの人数が昼間ほどはいないので多少時間はかかることもありますが、受付手続き自体は先ほどお話ししたとおりですので、それほど困ることはないでしょう。

営業時間については日本郵便の公式サイトで確認してみましょう。

参考までに、大都市の窓口営業時間をいくつか挙げておきます。地域によってまちまちであることがわかるでしょう。

通常窓口 ゆうゆう窓口
新宿郵便局(東京) 平日9:00~21:00(土日祝も) 24時間(土日祝も)
上野郵便局(東京) 平日9:00~19:00(土:~15:00、日:休) 7:00~21:00(土日祝も)
名古屋東郵便局 平日9:00~19:00(土日祝は休) 平日 8:00~9:00/19:00~21:00
土 8:00~19:00日
祝 9:00~19:00
大阪北郵便局 ※ゆうゆう窓口のみ 24時間(土日祝も)

ゆうゆう窓口でできることや全国の営業時間については『ゆうゆう窓口とは?窓口でできることや営業時間を解説!』にて詳しく紹介しています。

ゆうゆう窓口とは?窓口でできることや営業時間を解説!
ゆうゆう窓口は全国の郵便局に設置されていますが、ない郵便局も存在します。当記事では、ゆうゆう窓口でできることやできないこと、更には各都道府県にあるゆうゆう窓口の営業時間について詳しく解説しています。中には24時間営業しているゆうゆう窓口もある為、ぜひ有効活用してみてください。

相手に届くまでの日数

簡易書留を速達で出すときは、「いつ相手に届くのかな」ということも気になりますよね。この点、よっぽどのへき地や遠距離(例えば北海道の郡部から沖縄の郡部に送るなど)でない限りは通常郵便でも1~2日で届きます。

サンプルとして、東京から送る場合と、北海道から沖縄に送る場合の日数を表にしました。参考にしてください。

差出地 到着地 午前に差出 午後に差出
東京都豊島区 札幌市白石区川北一条 通常便 翌日 翌々日
東京都豊島区 札幌市白石区川北一条 速達 翌日AM 翌日PM
東京都豊島区 福岡市博多区相生町 通常便 翌日 翌々日
東京都豊島区 福岡市博多区相生町 速達 翌日AM 翌日PM
北海道稚内市恵比須 沖縄県那覇市赤嶺 通常便 翌々日 翌々日
北海道稚内市恵比須 沖縄県那覇市赤嶺 速達 翌々日AM 翌々日AM

ごらんのとおり、東京から出す場合は遅くとも翌々日には着きます。『北海道⇒沖縄』でも翌々日です。

ただ、これも地域によってまちまちです。郡部などはもっとかかることもあり得るでしょう。気になる方は以下の日本郵便の公式サイトで確認してみましょう。

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簡易書留速達はコンビニやポストで出すことはできない!

ここまで読んでくれたあなたは、もしかしたらこんな疑問を持ったかもしれません。

簡易書留って郵便局以外では出せないのかな?その方が楽なのに

結論から言うとNGです。速達だけなら問題ないですが、簡易書留は郵便局以外では出せません。理由は単純で、ルールで決まっているからです。

書留を出すときのルールはこうなっている

内国郵便約款』という、日本郵便と私たち利用者の間の約束事を決めたものがあります。私たちが郵便を送るときは、このルールに従う必要があるということです。

この『内国郵便約款』の112条1項にこうあります

一般書留郵便物及び簡易書留郵便物(以下「書留郵便物」と総称します)は、事業所において交付する用紙(当社が指定した現金封筒に添付してある用紙を含みます)に受取人の氏名その他事業所の指示する事項を記載して差し出していただきます。(以下略)

さらに、約款の110条2項にはこうあります。

簡易書留とする郵便物(以下「簡易書留郵便物」と言います)は、事業所において次により取り扱います。

(1)引き受けたときは、差出人に郵便物の受領証を交付すること
(以下略)

引用元:内国郵便約款(48ページ目より)

ここで言う『事業所』とは郵便局のことです。そして『交付する用紙』とは先ほど触れた『書留・特定記録郵便物等差出票』のことです。

つまり、先ほどの条文をかみ砕くと『書留は、書留・特定記録郵便物等差出票に受け取る人の名前などを書いて送るものと一緒に郵便局で出して下さいね、その時は受領証をお渡ししますよ』ということです。

コンビニで出せない理由はこうです

この条文を素直に読めば、コンビニで出せない理由も腑に落ちるはずです。コンビニには『書留・特定記録郵便物等差出票』が置いていないからです。

もしコンビニで「書留を受け付けてくれないと本部にクレーム入れるぞ」などとゴリ押ししても、ルールで決まっている以上、たとえコンビニの店長でもどうすることもできない、ということです。

ポスト投函だと普通郵便扱いになります

同様の理由で、ポストに投函するのもNGです。なぜなら差出人に受領証を渡さないといけないからです。

受領証は、単に「お預かりしました」という意味だけではありません。後述しますが、書留は万が一郵送物を失くしたり壊したりした場合、その実損額を賠償しなければなりません。

賠償をするということは、日本郵便がお金を出すということです。ですので、万が一の賠償相手(差出人)をはっきり特定しておく必要があります。誰だかハッキリしない人にお金は出せないからです。

この『相手を特定する』という意味で受領証を発行するということです。

とすれば、受領証を発行できない状況では書留としては受け付けられない、ということになります。ですからポスト投函はNGなのです。

たとえ規定の額の切手を貼って、「簡易書留」と朱書きしても、ポストに投函してしまうと普通郵便と同じ扱いになります。つまり万が一のことがあっても一円も賠償されない、ということです。

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簡易書留速達・通常それぞれの料金

簡易書留と速達の料金についてまとめておきます。計算の順番は、まず基本となる郵便料金があり、それにプラスして簡易書留料金、そして速達料金です。

そして、基本料金と速達料金は郵送物の重さによって額が変わります。基本料金はそれ以外に大きさでも料金が変わってきます。定形郵便とか定形外とか聞いたことがあるでしょう。あれは大きさによる分類です。

以下個別に見ていきます。

まず基本料金はこちら

基本料金は普通の手紙やはがきの料金です。

定形郵便(一般的な封筒サイズ、厚さ1㎝以内)
重さ 料金
25gまで 82円
50gまで 92円
定形外郵便・規格内(A4サイズくらいまで、厚さ3㎝以内、重さ1㎏以内)
重さ 料金
50gまで 120円
100gまで 140円
150gまで 205円

上記以外にも、規格外(おおむねA4サイズを超えるもの)は料金が高くなります。

サイズについては大まかにご紹介しましたが、気になる方は公式サイトで確認するのが間違いがないです。

簡易書留料金は全国一律です

簡易書留の料金は一律で310円が基本料金に上乗せされます。例えば、親戚の入学祝にギフト券を送りたい場合、簡易書留料金は次のようになります(重さは念のため25g以上で見ておきます)。

定形郵便物・50g以内 簡易書留料金 合計
92円 +310円 402円

この料金を高いと感じるか否かは人それぞれでしょうが、万が一紛失した場合は損害が補償されることを考えれば、保険としては安いと言えるでしょう。

ちなみに簡易書留の損害要償額(いくらまで賠償してくれるかの額のこと)の上限は5万円です。この点については後ほど書留の種類についての所で詳しく見ていきます。

速達料金は重さで変わってくる

簡易書留を少しでも早く届けたい場合は速達を使います。例えば自動車を買った時に必要な登録書類(印鑑証明や車庫証明など)は、自動車屋さんに早く届くほど納車も早くなりますので速達で届けるのが有効です。

速達は郵送物の重さによって料金が変わります。最低額の重さは250gまでです。簡易書留で送るものだったらほとんどがこの範囲で収まるでしょう。

表を乗せておきます。

重さ 料金
250gまで 280円
1㎏まで 380円
4㎏まで 650円

例えば先ほど例に出したギフト券を速達にしたい場合は次のとおりです。

基本郵便料金 92円
簡易書留料金 310円
速達料金 280円
合計 682円

料金についての詳細は日本郵便の公式サイトを参照してもらえれば間違いないです。

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書留の種類

ここまで簡易書留と速達について見てきましたが、ここで書留の種類やメリットについて簡単にまとめておきます。

書留には簡易書留のほかに次の2つがあります。

  • 一般書留
  • 現金書留

つまり、書留には3種類あるということです。そして、送りたいものに応じて使い分けます。個別に見ていきましょう。

一般書留は500万円のものまで送れる

一般書留はもっとも用途が広い書留です。簡易書留で送れる有価証券や重要書類も差出人が望めば一般書留で送れます。また、簡易書留では送れない宝石や貴金属なども送ることができます。料金は基本料金+430円です。

一般書留の損害要償額は500万円までです。この要償額は差出人が指定する事ができます。例えば100万円相当のダイヤの指輪を書留で送る場合は、要償額100万円で指定できるということです。

ただ、10万円以上の要償額を指定する場合は、指定額が5万円増えるごとに21円の追加料金がかかります。100万円の場合は

  • 100万円-10万円=90万円
  • 90万円÷5万=18
  • 21円×18=378円

が書留料金に追加されるということです。表にすると次のとおりです。

利用料金 430円(郵便基本料金にプラス)
損害要償額 基本⇒10万円まで
利用者が指定する場合⇒上限500万円まで
オプション料金 10万円を超える要償額を希望する場合、5万円ごとにプラス21円

現金書留は50万円までの現金を送るときに

現金書留は現金を郵送できる唯一の手段です。昨今は支払いなどで現金を直接送る機会はほとんどありませんが、例えば遠方の親戚に不幸があった場合に不祝儀袋を送るなど、送る必要が生じることもあります。料金は基本料金+430円です。

現金書留は50万円までなら送ることができます。なぜなら損害要償額が50万円までと決まっているからです。損害要償額の申し出がない場合は1万円までしか賠償されませんので、1万円以上の現金を送る場合はきちんと申し出ましょう。

ただ、現金書留も一般書留と同様、1万円以上の損害要償額を申し出ると5千円増えるごとにプラス10円の追加料金がかかります。例えば親戚の結婚式のご祝儀を3万円送る場合は

  • 3万円-1万円=2万円
  • 2万÷5千=4
  • 4×10=40円

が書留料金に追加されるということです。ご祝儀などは1万円以上というのがむしろ普通でしょうから、この点は注意しましょう。

専用の封筒(21円)が必要

現金書留には専用の封筒が必要です。これは郵便局でしか手に入らないと考えておいた方がいいでしょう。一部コンビニなどで手に入るという情報もありますが、不確かなので信用しない方がいいです。

ちなみに専用封筒の料金は21円です。大きさはちょうどご祝儀袋などが入る大きさです。

また、簡易書留のときに書く『書留・特定記録郵便物等差出票』が封筒に張り付いていますのでそこに必要事項を書いてそのまま郵便局へ持っていきましょう。

ちなみに、現金書留もポスト投函はNGですので気をつけましょう。表にしておきます。

利用料金 430円(郵便基本料金にプラス)
損害要償額 基本⇒1万円まで
利用者が申し出る場合⇒50万円まで
オプション料金 1万円を超える要償額を希望する場合、5千円ごとにプラス10円

簡易書留は手軽に利用できる

簡易書留は、一般や現金書留と違い、損害要償額を申し出る必要がありません。損害要償額は5万円までで、額の上乗せはできません。ですので、追加料金は発生しないので分かりやすいです。

ビジネスの場では、支払いのための5万円以下の手形や小切手を簡易書留で送ることが多いです。銀行振込にすると、下手をすると簡易書留料金より手数料が高くつく場合があるので合理的な選択と言えるでしょう。

書留に共通するメリット

最後に、書留のメリットについて簡単に触れておきます。次の2点です。

  1. 送り先の相手に手渡ししてもらえる、つまり確実に届く
  2. 万が一失くしたり壊れてしまった場合は実損額を賠償してもらえる

(2)についてはお話ししましたので、ここは(1)について解説します。

相手に手渡しされる

書留は、必ず受取人に手渡しされます。これも前出の『内国郵便約款』に決まりがあります。

約款の109条2項3号に『受取人に配達し、若しくは交付し、または差出人に返還するときは、郵便物の配達証に受取人又は差出人の受領の認印又は署名を受けること』とあります。

この規定は一般書留に関する規定ですが、110条2項2号によって簡易書留にも準用されています。

要するに配達した時にはハンコかサインをもらいなさい、ということです。

この規定によって『相手に手渡しする』という確実性が担保されていると言えます。手渡しをしないとハンコやサインはもらえないからです。

不在時は持ち戻りになります

このルールがあるため、不在時には郵便受けに投函されることはありません。宅配便のように、不在票を入れられて持ち戻りになります。

受け取る方法は次の2点です。

  • 当日の夜7時までに電話連絡を入れ、その日の夜9時までに再配達してもらう
  • 受け取る人の都合の良い日時を連絡して再配達してもらう(土日もOK)

電話連絡は多少手間ですが、受け取る人の都合に合わせてくれるので便利です。また、個人のみですが、日曜祝日も対応してくれるのもありがたいところでしょう。

ちなみに、7日間たっても相手に連絡がつかない、つまり配達ができない場合は差出人に返送されます。

この場合は、再度送り直す必要がありますので注意が必要です。約款には特に定めはありませんが、日本郵便の公式サイトにはその旨が明記されています。

届いたかの確認ができる

書留の出し方の所で、郵便局に差し出したときに『書留・特定記録郵便物等受領証』に問い合わせ番号が書き込まれる、というお話をしました。この番号は郵送物の追跡に使います。

やり方は次の2ステップです。

  1. 日本郵便の『個別番号検索』のページにアクセスします
    個別番号検索 – 日本郵便
  2. お問い合わせ番号』の欄に受領証に書かれた問い合わせ番号を入力し、『追跡スタート』をクリックします

以上です。簡易書留の場合は以下の2点についてわかります。

  • 受付の日時と受付した郵便局
  • 配達先の郵便局と配達完了日時

状況によっては情報の反映が遅いこともあります(『お問い合わせの番号が見つかりません』と表示されるなど)。その時はしばらく時間をおいて再トライしてみましょう。

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まとめ

簡易書留を速達で出す機会はそんなに多くはないでしょう。しかし、いざその時になると「何をどうすればいいんだろう」と気ばかりあせってしまい、スムーズな行動ができなくなってしまいがちです。

この記事をここまで読んでいただいたなら、簡易書留を速達で出す具体的なステップをしっかりインプットしてもらえたでしょう。

実際には難しいことは一つもなく、知ってしまえばなんてことないことがお分かりいただけたはずです。

簡易書留という便利なサービスをスマートに使いこなしましょう。

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