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ゆうメールを着払いで送る方法を解説|着払い時の送料や注意点も合わせて紹介

本やCD、DVDなどを発送する際には、ゆうメールがとても便利です。

ゆうメールの魅力は、何といっても安価な送料とポスト投函できる手軽さ。ネットオークションやフリマアプリで売れた本・CDを発送する際にも、ぴったりの郵便サービスです。

ところで、ゆうメールは着払いでも送ることができます。

送料着払いでお願いします。

例えば、オークションの落札者からこう依頼された場合、普段は切手を貼って発送していたゆうメールを、ちょっと違った方法で送ることになります。

着払いってどうすればいいの?

切手は貼らないよね?

相手が送料を払ってくれる、ということは分かっていても、いざ自分で着払いを利用するとなると、どのように送ればいいのか戸惑ってしまうもの。

そこで、ゆうメールを着払いで送る方法を郵便局に出向いて聞き取り調査&電話にて問い合わせしました。併せて、着払い時の送料や注意点も徹底解説します!

着払い発送はとても簡単ですよ。しっかりマスターして、ゆうメール上手に活用していきましょう!

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ゆうメールを着払いで送る方法・発送の流れ

ゆうメールを着払いで送る方法

着払いで送るということは、ゆうメールの重さを量って送料を調べる必要もなく、もちろん切手も不要です。では、具体的にはどのように発送すればよいのでしょうか。

それでは早速、ゆうメールを着払いで送る基本的な方法をみていきましょう。

  1. 発送する荷物を準備する。
    ⇒外装の見やすい所に『ゆうメール』と表示します。
  2. 郵便窓口へ差し出し、着払いで送りたい旨を伝える。

ゆうメールを着払いで送る方法は、このたった2STEPです。

郵便窓口で「着払いでお願いします。」と伝えれば、局員がゆうメールに着払い専用のシールを貼り、送料の合計(基本送料+着払い手数料)を書き込んでくれますよ。

後は、配達員が受取人へゆうメールを手渡して、同時に送料を徴収してくれます。

ゆうメールの送り方については『【ゆうメールの送り方】正しい出し方や送料を解説|ゆうメールは簡単に出せる!』の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

ゆうメールの基本ルール

ここで念のために、ゆうメールの基本ルールを確認しておきましょう。

まず、ゆうメールで送れる荷物のサイズは、重さが1kg以内、大きさが長辺34cm以内・短辺25cm以内・高さ3cm以内です。

  • 重さ:1kg以内
  • 大きさ::長辺34cm以内 × 短辺25cm以内 × 高さ3cm以内

上記のサイズ内であれば、使用する外装の素材に指定はありません。

また、ゆうメールには独自の決まりがあり、差し出しの際に次のいずれかの方法によって、中身を確認できるようにしておく必要があります。

  • 封筒または袋の納入口の一部を開く、または切り込みを入れる
  • 包装の外部に透明の部分を設ける
  • 郵便窓口で中身を見せる

え!?封筒に切れ込みを入れるの…?

そうなんです。通常なら、中身が出ないようにしっかり封を閉じたいところ、封筒に切り込みを入れるなんてちょっとびっくりなルールですよね。

というのも、ゆうメールで送れるものには制限があり、その制限をしっかりクリアしているか郵便局側で確認する必要があるからなんです。

やっぱり封はしっかり閉じたい。

そんな時には、ゆうメールの封を閉じずに郵便窓口へ持っていくことをオススメします。局員に中身を確認してもらってからなら、封筒をしっかり閉じてしまってOKですよ。

着払いのゆうメールを送れる場所

ところで、ゆうメールを着払いで送る際、郵便窓口以外で差し出せる場所はあるのでしょうか。すぐに思い浮かぶのは郵便ポストやコンビニですよね。

郵便局が近くに無かったり、営業時間内に行けない場合は、近くのポストやコンビニで差し出せるととても便利です。

そこで続いては、着払いのゆうメールを送れる場所についてみていきましょう。

ポスト投函は基本的に不可

本来、ポスト投函できる手軽さがゆうメールの魅力の一つですが、着払いで送る場合は、基本的にポストへの投函はできません。

  • 着払いのゆうメール:基本的にポスト投函不可

今回、いくつかの郵便局へ問い合わせたところ、『ゆうメールを着払いする場合はポスト投函不可』とする回答が多く得られました。

その理由は主に二つあります。まず一つ目が、受取人に着払いの了承を得ているのかを郵便局員が窓口にて直接差出人に確認する必要があるから。

そして二つ目が、着払いを利用する際は、基本的に郵便局が用意する着払い専用シールを使用する必要があるから、というものです。

  • 受取人に着払いの了承を得ているのか、郵便窓口での確認が必要
  • 着払い専用シールを使用することが必要

実は、問い合わせた郵便局の少数から、『封筒に着払いと明記すれば、ゆうメールをポスト投函しても送れないことはない』とする回答を得られたのも事実。

しかし、「ポスト投函でも送れないことはありませんが、ゆうメールを着払いしたい場合は出来るだけ郵便窓口への差し出したほうが確実です。」と必ず最後に付言されています。

ゆうメールを確実に送り届けるため、着払いの場合はポストではなく郵便窓口へ差し出しましょう!

コンビニは不可

ローソン・ミニストップ・セイコーマートなど、日本郵政の宅配サービスであるゆうパックをレジで取り扱っているコンビニがあります。

同様に、ゆうメールもコンビニで差し出せるととても便利ですよね。

しかし、ゆうメールは、着払いかどうかに関わらず、コンビニからは送れませんので注意してください。

  • ゆうメール:コンビニ(レジ)での発送不可
    ※元払い・着払いに関わらず

尚、ローソンなどのように店内に郵便ポストが設置されているコンビニの場合、そのポストへの投函であればゆうメールを送ることができますよ。

ただし、それは切手を貼った元払いの場合です。上記の項でお話した通り、着払いでゆうメールを送りたい場合は、ポスト投函ではなく、出来るだけ郵便窓口へ差し出すようにしましょう。

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ゆうメールを着払いで送る時の料金・送料

続いて、ゆうメールを着払いで送る時の送料についてみていきましょう。

着払いは、速達や書留などと同様、通常の郵便サービスに付けられるオプションの一つなんです。そのため、ゆうメールを着払いにすると、基本送料に着払い手数料として21円がプラスされることになります。

  • ゆうメールを着払いで送る時の料金:基本送料+手数料21円

ここで言う基本送料とは、ゆうメールの送料を差出人が負担(元払い)した場合にかかる料金のことです。ゆうメールの基本送料については、下記の表を参照してください。

ゆうメールの重量 送料(全国一律)
~150g 180円
~250g 215円
~500g 300円
~1kg 350円

例えば、重さ250gのゆうメールを着払いで送った場合の送料は、基本送料215円に手数料21円がプラスされて、合計236円となります。

  • 重さ250gのゆうメールの送料(着払い時):236円
    ⇒基本送料215円+手数料21円

ゆうメールを着払いする際の送料計算はいたって簡単ですよね。元払いした場合の基本送料を押さえておけば、後は21円をプラスするだけです。

着払いのゆうメールに付加できるオプションサービス

ゆうメールを着払いで、しかも速達で送りたい!

ゆうメールに着払いのオプションを付け、さらに、速達や書留といった別のオプションを付帯させたい場合もありますよね。

ただし、オプションサービスの組み合わせには制限があるので、どんなオプションでも追加OKという訳ではないんですよ。

着払いのゆうメールにさらに付加できるオプションは次の通りです。

  • 速達
    ⇒通常より半日~1日程度早く送り届けてもらえるサービス。
  • 一般書留
    ⇒引き受けから配達までの送達過程を記録してもらえるサービス。
    郵便物等が壊れたり届かなかった場合には実損額が賠償されます。
  • 簡易書留
    ⇒一般書留に比べて料金が割安で、引き受けと配達のみを記録してもらえるサービス。
    万が一の場合の賠償額は、原則として5万円までとなります。
  • 特定記録
    ⇒引き受けを記録してもらえるサービス。

上記の通り、着払いのゆうメールに付帯できるオプションは、速達・一般書留・簡易書留・特定記録の4種類です。

これらのオプションを付けた時の加算料金は、下記の表を参照してください。

オプション 加算料金
速達 +320円
一般書留 損害要償額10万円まで:+370円
※10万円以上500万円までは、5万円増えるごとに+21円
簡易書留 損害要償額5万円まで:+310円
特定記録 +160円

例えば、重さ500gのゆうメールを着払いで、かつ速達を付けて送る場合の送料は、基本送料300円に着払い手数料21円と速達手数料320円がプラスされて、合計641円となりますよ。

  • 重さ500gのゆうメール+着払い+速達の送料:641円
    ⇒基本送料300円+着払い手数料21円+速達手数料320円

尚、日本郵政公式ホームページ『ゆうメールの料金計算』で、ゆうメールに様々なオプションを付けた場合にかかる送料を調べることができます。ゆうメールの基本送料、各オプションの手数料など、送料の明細が詳しく表示されるのでとても便利ですよ。ぜひチェックしてみてくださいね。

簡易書留や書留の種類については『簡易書留速達の送り方・出し方を伝授|気になる料金や書留の種類も合わせて解説』の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

簡易書留速達の送り方・出し方を伝授|気になる料金や書留の種類も合わせて解説
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ゆうメールを着払いで送ると手数料がかかることには注意!

すでに前項でお話した通り、ゆうメールを着払いで送ると、基本送料に21円の着払い手数料がプラスされます。

そのため、着払いを利用する場合は、手数料がかかる旨を受取人にしっかり説明しておく必要があります。

日本郵政公式ホームページ』でも、着払いを利用する際の注意事項として、ゆうメールの基本送料と着払いの手数料の両方を支払うことについて受取人にあらかじめ承諾を得ておくよう、しっかりと記されていますよ。

  • 着払い利用前の注意:受取人に料金(基本送料+手数料)の承諾を得ておくこと

これはゆうメールに限ったことではありません。着払いを利用する際は、必ず受取人に手数料を含めた送料の支払いについて承諾を得ておきましょう。

受け取り拒否されると、送料は差出人負担に

手数料がかかるなんて聞いてない!

事前に着払いの承諾を得ていないと、こんなトラブルが発生してしまうかもしれません。

もし、受取人にゆうメールの受け取りを拒否されてしまった場合、ゆうメールは差出人の元へ返送されることになります。しかも、ゆうメールの基本送料と着払いの手数料は、全て差出人負担となってしまうのです。

  • ゆうメールを受け取り拒否された場合:送料(基本送料+手数料)は全額差出人負担

差出人・受取人共に心地よくゆうメールのやり取りをしたいものです。

そのために、やはり着払いを利用する際は、事前にしっかりとした説明と、料金支払いの承諾を得るようにしてくださいね。

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ゆうメールで送れるもの・送れないもの

ゆうメールは、本やCDなどを送る際にぴったりの郵便サービスです。とはいえ、具体的には、本・CDの他にどんなものが送れるのでしょうか。

せっかくゆうメールを利用するなら、送付可能な内容物についてもしっかり把握しておきたいですよね。

そこで最後に、ゆうメールで送れるものと送れないものについて、詳しくご説明します。

ゆうメールで送れるもの

日本郵政公式ホームページ』に記載の通り、ゆうメールで送れるものは、冊子とした印刷物及び電磁的記録媒体とされています。

冊子とした印刷物には次のようなものが対象となりますよ。

  • 書籍
  • 雑誌
  • 商品カタログ
  • 会報
  • 各種マニュアル
  • コイル状の金具で留めたカレンダーなど(ホチキス止めは不可)

さらに、電磁的記録媒体には次のようなものが対象となります。

  • FD
  • CD
  • MD
  • DVD
  • レコード
  • ビデオテープ
  • カセットテープ
  • クレジットカード
  • パソコンのハードディスク
  • カメラのフィルム
  • レントゲン写真など

こうしてみると、ゆうメールで送れるものには、本やCD以外にもたくさんあることが分かりますよね。

ゆうメールの荷物に同封可能なもの

ちなみに、ゆうメールには、上記の荷物に関わるものであれば、次のようなものが同封できるんですよ。

  • 内容物に関する簡単な挨拶状
    ⇒手書きのものは不可
  • 内容物に関する請求書などの無封の添え状や送り状
    ⇒手書きのものは不可
  • 付録
    ⇒同封する際には、内容物のタイトルと『付録』の文字を表示することが必要
  • 注文用の振込用紙・返信に必要な事項を記載した用紙
    ⇒(例)申込用紙・アンケート用紙・払込書用紙など
  • 注文または返信用として、受取人の住所・氏名を記載した封筒やはがき
  • 注文を促すための商品見本で、かつ『見本』・『試供品』・『サンプル』の文字を記載したもの
  • その他、注文、返信を促すためのもの
    ⇒(例)割引券(クーポン券)・記念品贈呈券・昼食券(コーヒー券)・駐車券・アンケート用紙への記入用ボールペンなど

ゆうメールに同封できるものの詳細は、日本郵政公式ホームページ『荷物に同封可能なもの』に記載されていますので、ぜひ確認してみてくださいね。

ゆうメールで送れないもの

続いて、ゆうメールで送れないものをみていきましょう。

  • 信書
    ⇒内容物に関する簡単な挨拶状、請求書等の無封の添え状や送り状は同封可能
  • 印刷を利用していないもの
    ⇒手書きは不可
  • 冊子でないもの
    ⇒(例)ポスターなど

ゆうメールは、基本的に印刷以外の方法で内容を記載したもの、冊子でないものは送れませんので注意してください。

また、信書については、日本郵政公式ホームページの『よくあるご質問・お問い合わせ』に詳しい説明が載せられています。信書に該当するものを知りたい場合にぜひ確認してみてくださいね。

着払いや代引きについては『代引きとは?代金引換と着払いの違いを解説|代引きの送り方を知っておこう!』の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

代引きとは?代金引換と着払いの違いを解説|代引きの送り方を知っておこう!
代引きって何?どんな疑問をイチからわかりやすく解説しています。代引きを使うことで得られるメリットや、着払いとの違いを知って、上手に活用していきましょう。また、代引きの送り方は配送会社によっても違う為、送り方についても紹介しています。
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まとめ

ゆうメールを着払いで発送したい場合は、荷物を郵便窓口まで持っていき、「着払いでお願いします。」と伝えるだけでOKです。後は、そのゆうメールを配達員が手渡しで受取人の元へ届けてくれ、同時に送料を徴収してくれますよ。

送料着払いでお願いします。

オークションなどで落札者にゆうメールの着払いを依頼されても、これなら簡単に発送することができますよね。

尚、本来ポスト投函できる手軽さがゆうメールの魅力の一つですが、確実に配達してもらうために、着払いの場合は郵便窓口へ差し出すようにしましょう。

また、着払いを利用すると、基本送料の他に21円の着払い手数料がかかってしまいますので注意が必要です。トラブル防止のため、ゆうメールを着払いで送る場合には、基本送料に手数料がプラスされることについて、あらかじめ受取人に承諾を得るようにしてくださいね。

着払いの仕組みをしっかりマスターして、ゆうメールを快適に送り届けましょう!

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