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届いた郵便の受取拒否は可能?郵便物の受取拒否をする方法を解説

え?なにこれ…。

身に覚えのない郵便物や不要な郵便物が届くと、対処法に困ってしまいますよね。

受け取ってトラブルになるのは避けたいし、だからと言って、どのように処分すればいいのかも分からない。

さらに、その郵便物が着払いなどで送られてきたら…、かなり困り果ててしまいます。

そんな時、受け取るでもなく捨てるでもなく、実は、その郵便物を受け取らないという選択肢があるんですよ。

簡単に受取拒否することが可能なんです。

そこで、届いた郵便物の受取拒否方法を徹底解説!不要な郵便物は、悩むことなく受取拒否で、スマートに対処してしまいましょう!

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不要な郵便の受取拒否は可能!正しい書き方や方法

郵便物 受取拒否

冒頭でもお伝えした通り、不要な郵便物は受取拒否することができます。

日本郵便ホームページの『郵便トラブルのQ&A』にも、下記の通り、受取拒否可能な旨とその方法がしっかりと明記されていますよ。

Q.架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか?

A.迷惑な郵便物等が届けられた場合、受け取りを拒絶することができます。

郵便物等に下記事項を記載したメモ、付せんを貼り付け、配達担当者にお渡しいただくか、郵便窓口にお持ちいただくか、郵便ポストに投函していただければ差出人さまへ返還します。

  • 受取拒絶」の文字
  • 受け取りを拒絶した方の印を押印又は署名を記載
  • 郵便物等の開封後は、受け取りを拒絶することはできませんので、ご注意ください。
  • 当社が配達した郵便物等でないものは、上記の方法により受け取りを拒絶していただくことはできません。
    当社が配達した郵便物等でないものの主な例は、その表面に「これは郵便物ではありません」、「○○メール便」といった表示がされているものです。
    これらの配送物については、その配送物の運送サービスを行った事業者さまにご連絡ください(配送物の表面に連絡先が記載されているものもあります。

出典:日本郵便ホームページ/郵便トラブルのQ&A

上記を基に、配達員の方に直接手渡しされた郵便物、ポストに投函されていた郵便物の受取拒否方法をそれぞれ詳しく確認していきましょう。

配達員に手渡しされた郵便物の受取拒否方法

まずは、ゆうパックレターパックプラス、書留など、配達員の方に直接手渡しされる郵便物についてご説明します。

手渡しされた郵便物を受取拒否する場合は、下記の手順に従ってください。

  1. 口頭で受取拒否する旨を伝える。
    ⇒受取拒否する際は、受領証にサインや押印をしないよう注意!
  2. メモ帳や付箋などに『受取拒絶』と記載し、押印または署名(フルネーム)する。
    ⇒署名する場合、使用するペンの種類や色に指定はありません。ただし、分かりやすくするため、赤色の消えにくいペン(油性など)を使うことをオススメします!
  3. 2)のメモ帳(または付箋)を郵便物に貼り付け、担当配達員に渡す。

尚、受取拒否する際は、受領証にサインや押印をしないよう注意してくださいね。

サイン(または押印)してしまうと、受け取る意思があると見なされ、後で受取拒否することができなくなってしまいます。

  • 受領印を押した後の受取拒否:不可

ゆうパックなどの郵便物が届いたら、配達員の方から受け取る前に、必ず差出人や品名を確認するようにしましょう。

万が一心当たりがなければ、受領証に押印せず、その場で受取拒否する旨を伝えてくださいね。

受取保留とすることも可能

家族宛ての郵便物で、受け取っていいのか分からない…。

自分宛てに届いた物であれば、配達の際にその場で判断できますが、家族宛ての郵便物だった場合、受け取っていいのか迷ってしまうこともありますよね。

その上、その郵便物が着払いや代金引換だったりすると、尚更困りもの。一度代金を払ってしまうと、後で返品・返金に応じてもらえません。

その場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。

日本郵便ホームページ『よくあるご質問・お問い合わせ』には、次のQ&Aが記載されています。

Q.心当たりのない代金引換郵便物等が届きましたが、どうすればいいでしょうか?

A.心当たりのない代金引換郵便物等は、受取拒否できます。

お渡しの際、お受け取りになるかどうかを確認しますので、配達担当者又は窓口担当者に受取拒否する旨お申し出ください。

受け取る場合は慎重に

  • ご家族あての場合は、受け取る前にご本人に確認してください。
  • ご確認までの間は受け取りを保留できます。この場合、いったん郵便局に持ち帰り、お客さまからのご連絡をお待ちします。保留による保管期間は1週間です。

出典:日本郵便ホームページ/よくあるご質問・お問い合わせ

上記の通り、家族宛ての郵便物などは一度受取保留とすることができるんです。保留による保管期間は1週間。その間に本人に確認し、不要であれば郵便局へ連絡して受取拒否することが可能です。

  • 不明な郵便物:受取保留が可能
    ※保留による保管期間は1週間

心当たりのない郵便物は、確認が取れるまで受領印を押さないこと!そして、代金が発生する場合にも支払わないこと!受取保留して、慎重に対処しましょう!

ポストに投函された郵便物の受取拒否方法

続いて、ポストに投函された不要な郵便物について詳しくみていきましょう。

ポスト投函の郵便物を受取拒否する場合は、下記の手順に従ってください。

  1. メモ帳や付箋などに『受取拒絶』と記載し、押印または署名(フルネーム)する。
    ⇒署名する場合、使用するペンの種類や色に指定はありません。ただし、分かりやすくするため、赤色の消えにくいペン(油性など)を使うことをオススメします!
  2. 1)のメモ帳(または付箋)を郵便物に貼り付け、最寄りのポストに投函するか、郵便窓口へ持っていく。

尚、ポストへ投函された郵便物を受取拒否する場合は、絶対に開封しないよう注意してください!一度開封してしまうと、その後受取拒否することができなくなってしまいます。

  • 開封後の受取拒否:不可

郵便物が届いたら、必ず開封前に差出人などを確認するようにしましょう。

受取拒否する際の注意点

これまでみてきた通り、郵便物を受取拒否する場合の基本的な流れは、『受取拒絶』の文言と押印または署名を記載した紙を貼り付けて、郵便局へ返すだけ。とても簡単ですよね。

ただし、受取拒否するためにはいくつかの条件があるんです。その条件を満たしていないと、受取拒否することができません。

心当たりのない郵便物なのに、受取拒否できなかった…。」なんてことにならないよう、次の条件をしっかり押さえておきましょう。

  • 受取拒絶』の文字と本人の押印または署名が記載されていること
    ⇒『受取拒絶』の文字だけでなく、押印や署名を忘れないように注意!押印や署名がないと、郵便物が再度戻ってきてしまう場合があります。
  • 日本郵便から配達された郵便物であること
    ⇒例えば、表面に「これは郵便物ではありません」、「○○メール便」といった表示がされている場合、日本郵便から配達された郵便物ではありませんので注意!
  • 未開封であること
  • 書留やゆうパックなどの場合に受領印を押していないこと

日本郵便から配達された郵便物であれば原則受取拒否できますが、何度もご説明している通り、開封してしまったり、ゆうパックなどで受領印を押してしまった場合には、受取拒否できなくなってしまいます。

郵便物を受け取る際には、必ず最初に差出人や品名などの情報をしっかり確認するようにしましょう!

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郵便物の受取拒否をした場合にかかる費用は誰が負担?

ところで、郵便物を受取拒否する場合、手数料など何か費用が発生することはあるのでしょうか。特に、着払いや代金引換郵便物を受取拒否する場合、その費用を誰が負担するのか気になるところですよね。

そこでここからは、郵便物を受取拒否した場合の費用について確認していきましょう。

受取拒否で発生する費用は差出人負担

結論から言うと、受取拒否した際、受取人に費用が発生することはありません。

着払いや代金引換郵便物を拒否した場合でも、一切費用はかかりませんので安心してくださいね。

  • 受取拒否による受取人の負担:なし
    ※着払い・代金引換郵便物の場合も負担なし

ちなみに、受取拒否された郵便物は、そのまま差出人宛てに返送されます。万が一、差出人の住所が記載されていない場合には、郵便局にて一定期間保管され、その後破棄されることになりますよ。

  • 受取拒否郵便物:差出人へ返送
    ※住所の記載がない場合は、一定期間保管した後に破棄

また、着払いや代金引換郵便物の受取拒否をした場合も同様に差出人宛てに返送されます。

日本郵便ホームページ『よくあるご質問・お問い合わせ』に記載の通り、その際に発生する費用は全て差出人側の負担。すでにご説明した通り、受取人には一切負担がかかりませんので安心してください。

Q.着払ゆうパックを受取人が受取りを拒絶した場合、差出人は運賃を払う必要がありますか?

A.受取人から運賃をお支払い頂けない場合、お荷物を返送した際に差出人に着払ゆうパック運賃をお支払いいただきます。

出典:日本郵便ホームページ/よくあるご質問・お問い合わせ

尚、着払いや代金引換郵便物が届いた場合、一度代金を支払ってしまうと受取拒否することができなくなってしまいます。返品・返金には一切応じてもらえませんので注意してください。

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迷惑なチラシやDMをポストに投函させない変わった方法

心当たりのない郵便物が突然届くのも困ってしまいますが、それ以上に迷惑なのが大量に投函されるチラシやDMの数々。数日家を空けただけで、チラシとDMでポストがパンパンに…なんてことも。

日本郵便から配達されたDMであれば受取拒否することも可能ですが、『現住しています』という個人情報を自らDMの送り手に知らせることにもなり、かえって危険な場合もあります。

とは言え、迷惑なチラシやDMはなんとかしたいもの。

そこで最後に、チラシやDMをポストに投函させないとっておきの方法をご説明します。

チラシお断り!で効果テキメン

迷惑なチラシやDMをブロックする方法は、『チラシの投函は一切禁止する。投函されていた場合着払いでご返送致します。』などの文言を書いたシールをポストに貼ることなんです。

書いて貼る、たったこれだけなのに効果はテキメン!Twitterからも、かなり効果的な方法であることが窺えます。

『チラシお断り』でチラシやDMでパンパンになっていたポストもすっきりするはずですよ!

ちなみに、手書きでももちろんOKですが、インターネットなどで販売されている『チラシお断り』のステッカーを貼っても効果大です!様々な文言のステッカーがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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郵便の受取拒否まとめ

心当たりのない郵便物や不要な郵便物が届いた場合には、受取拒否することができます。

受取拒否をする方法はいたって簡単。『受取拒絶』の文言と押印(または署名)をした紙を郵便物に貼り付けて、そのまま返すだけ。配達員の方にその場で渡すか、最寄りのポストへ投函するだけでOKですよ。

受け取ってトラブルになるのも避けたいし、処分するのもめんどくさい…。」そんな場合には、ぜひ受取拒否をしてスマートに対処してしまいましょう!

ただし、郵便物を開封してしまったり、受領印を押して受け取ってしまった後の受取拒否はできません。着払いや代金引換郵便物で代金を支払ってしまった後の返品・返金も不可となっていますので要注意!

郵便物が届いた際には、受け取り前、開封前に必ず差出人や品名などを確認するようにしてくださいね。

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